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|💥はじめに|自公連立の終焉と“トランプ砲”が同時に炸裂

2025年10月10日、日本とアメリカの政治ニュースが同時に市場を直撃しました。
一つは自民党と公明党の連立解消。そしてもう一つは、再び登場した“トランプ砲”です。

政局不安とアメリカ発の発言ショックが重なり、為替市場は一晩で大荒れ。
ドル円は152円後半から一時151円前半へ、ゴールドは急騰し、日経平均先物も2000円近い下落を見せました。

まさに“政治のダブルショック”。この記事では、相場がどう動いたのか、そして今後どんな戦略が考えられるかをKEX視点でまとめます。

|① 自公連立解消で「円高」への警戒が高まる

自民党と公明党が1999年以来続けてきた連立がついに終焉。
市場では「政権運営の不安定化」から一気にリスクオフムードが高まりました。

特に懸念されるのは、次の2点です:

  • 補正予算や減税政策の停滞
  • 日銀との政策協調の行方不透明化

その結果、国内株が売られ、円買いが優勢に。
日経平均先物は-4%以上と大きく下げ、外国人投資家による先物売りが目立ちました。

円は“安全資産”として再び買われ、ドル円はわずか数時間で5円近く円高に振れる展開。
「政局リスクによる円買い」は、アベノミクス初期以来の動きです。

|② “トランプ砲”再び|ドル円・ゴールド・株式市場が暴走

そして追い打ちをかけたのがトランプ氏。
X(旧Twitter)で「現在検討中の政策の一つは、米国に輸入される中国製品への関税の大幅な引き上げだ」と投稿し、「他にも多くの対抗策が真剣に検討されている」と投稿。

この一言がアルゴリズム取引を直撃し、中国に対する大幅な関税の引き上げを示唆し、世界経済に悪影響が出るとの懸念から株が売られた。
ゴールドは一気に+60ドル、ドル円は152円後半から一時151円前半へへ急落しました。

かつて2018〜2019年にも“トランプ砲”で市場が混乱しましたが、今回はさらにAI取引の比率が高まっており、瞬間的なボラティリティは当時の比ではありません。

まさに“言葉一つで世界が動く”状態。
こうしたとき、リスク管理ができていないトレーダーほど一瞬で退場してしまいます。

|③ FXトレーダーの現場はこう動いた

X(旧Twitter)では、「証拠金一瞬で飛んだ」「コピトレ全滅」「逆張り全滅」などの悲鳴が相次ぎました。
多くのトレーダーがトランプ砲のタイミングでロスカット、あるいはゼロカットに。

一方で、裁量トレーダーの中には、急落→リバ取り→再下落の波を完璧に読んで利益を出した猛者もいます。

KEX的に見ると、この日の相場は“動かない勇気”がもっとも期待値の高い選択肢でした。
荒れ相場で勝つのは、ポジションを持たなかった人。まさに「ノーポジ最強理論」です。

|④ 今後のシナリオ予測(ドル円・ゴールド)

ドル円は152円後半から一時151円前半へ。
土曜日の朝一にそこを付けたことで週明けの相場は危険です。

一方のゴールドはトランプ発言をきっかけにリスク回避需要が急増。
インフレ懸念・米金利不安・地政学リスクの三重奏で、再び4000ドルを突破し最高値を試す動きも。

スプレッドの拡大やスリッページに注意しないと、利益が一瞬で吹き飛ぶ可能性もあります。

|📅まとめ&次回予告

自公連立の解消とトランプ砲というダブルショックで、FX市場は一夜にして地獄絵図に。
ただ、こうした“大荒れ”の裏には、必ずチャンスも潜んでいます。

次回は、実際のチャート推移(ドル円・ゴールド)をもとに、
「どこで反転のサインが出ていたのか?」をKEX視点で解説していきます。

市場が荒れた時こそ、冷静に。
そして、“期待値のある待ち”を選べるかどうかがすべてです。