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|💥はじめに|ジャグラーにも“優遇・冷遇”があるのか?

2025年9月、X(旧Twitter)で話題になったのが「ジャグラーにも冷遇が存在する」という噂です。
さらに、それを解説したという有料NOTEが1万円で販売されていたという情報も拡散されました。

内容は「2000台の実戦データをもとに、冷遇に入るタイミングを掴める」というものだったそうです。
私は実際に購入していませんが、話題性と信憑性を考える上で、今回は特許出願の事実とプレイヤー体感を絡めながら検証してみます。

|📜 NOTEと噂の広がり

まず整理しておくと、問題のNOTEについては以下のような噂が流れています。

  • 2000台の実戦データを集計して「冷遇突入タイミング」を分析
  • その結果をもとに「ここでやめれば損を回避できる」と解説
  • 販売価格は1万円と高額

「冷遇に入る瞬間を把握できれば、負ける展開を避けられる」──この発想自体はプレイヤー心理として納得できます。
ただし中身は非公開であり、買った人の感想が出ているわけではありません。

|📜 特許出願と「ミミズモード」

まず事実として確認しておきたいのは、北電子が特許を出願したという点です。
令和5年頃に「ミミズモード」と呼ばれる仕組みに関する出願が公開されました。内容を簡単に要約すると…

  • 内部抽選の当たりやすさを条件によって制御する
  • 「遊技者がやめにくい状態」を作り出す狙いがあるように読める
  • 乱数の分母を変更できる仕組み=当たり確率を可変にできる設計

これが「ジャグラーにも優遇・冷遇があるのでは?」という疑念につながっています。
ただし、重要なのはこの特許は拒絶されているという点。つまり正式に取得されたものではありません。

|🤔 特許がある=実装されている?

特許出願があったからといって、必ずしも実際の機種に採用されるとは限りません。
特許庁に提出された内容はあくまで「アイデア」の段階であり、最終的に審査を通らなければ技術として認められたことにはならないからです。

さらに、特許が拒絶された場合は実装のハードルも高まります。仮に技術的に可能だとしても、遊技機規則との整合性や検定を通過できるかは別問題です。

|💡 プレイヤー体感と“冷遇”

それでも打ち手の体感としては「冷遇」を感じる場面があります。

  • 2000枚前後で伸びが止まり、その後ダラダラ
  • 高設定を打っているのに、一定区間まったくペカらない
  • 連チャン直後に極端にハマる

こうした挙動が「冷遇区間では?」と結びつけられ、噂が広がるのは自然です。
特に“やめ時”を見極めたい欲求があるため、有料情報に飛びつく人が出てくるのでしょう。

|🧠 KEX視点での検証

ここからは私自身のデータや経験を踏まえて考察します。

🧠 KEX視点のまとめ
  • ✅ 「冷遇タイミングを掴む」は魅力的だが、再現性に疑問
  • ✅ 自分の実戦データでも「出ないゾーン」は存在するが、統計的根拠は薄い
  • ✅ 1万円払うなら、自分で2000台分のデータを集めたほうが信頼性が高い
  • ✅ 最終的に勝敗を分けるのは設定状況とホール選び

ジャグラーは完全確率方式を採用しているとされています。
仮に冷遇区間が存在したとしても、検定や規則をすり抜けるほどのシステムが実装されている可能性は低いと考えます。

|📌 まとめ|噂に振り回されるな

ジャグラーに冷遇区間があるかどうか──結論としては証拠不十分です。
北電子が特許を出願した事実はありますが、取得には至らず、実際の機種に採用された証拠も確認できません。

それでも「出ないゾーン」を体感する打ち手が多いからこそ、このような噂や有料情報が出回るのでしょう。
NOTEの購入者が後悔しているのは、「確実な答えが書かれているわけではなかった」点にあるのかもしれません。

KEX視点での結論はシンプルです。
冷遇や優遇を疑う前に、自分の実戦データを積み重ねること。
それが最も信頼できる検証手段であり、最終的にはホール状況と設定配分の方が勝敗を大きく左右します。

噂や高額情報に振り回されるより、地道にログを取り続ける方が、結果的に長期的なプラス収支につながるのではないでしょうか。

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