【猛省】75万円を出金したその日から、すべてが崩れ始めた
※この記事は、FXの失敗談というより「人としての失敗」を記録するために書いています。
誰かを責める目的ではなく、同じ過ちを二度と繰り返さないための猛省録です。
発端は先週の木曜日にさかのぼる
今年のFXは、長く苦しい時間が続いた。
それでもなんとか、「勝ちで終われそうだ」というラインに立っていた。
そこで年内の勝ちを確定させるため、75万円を出金。
口座にはあえて約30万円だけを残してトレードする判断をした。
今思えば、この時点ですでに矛盾していた。
「勝ちを確定したい」と言いながら、その直後に「いつも通り」トレードを続けようとしていたのだから。
木曜の夜:想定外ではなく、想定不足だった急落
その日の夜、相場を見てロングポジションを取った。
根拠はあったつもりだったし、無理なロットでもなかったつもりだった。
しかし相場は急落。
問題は値動きではなく、出金直後だったため追加入金ができなかったことだった。
見る見るうちに証拠金が削られ、なすすべもなくロスカット。
ロスカット後:取り返そうとした瞬間、すべてが狂い始めた
ロスカット後、カード入金で20万円を追加した。
そして今度はショートポジション。
だが、相場はまた逆を突く。
ショートがやられて、その20万円も失った。
結果、ここまでで合計約50万円のマイナス。
本来なら、この時点で完全に止めるべきだった。
金曜日:「もう一回だけ」が地獄の入口だった
続く金曜日。再度20万円を入金してしまった。
一度は5万円ほど利確して、口座は25万円ほどになった。
「ここでやめよう」――本気でそう思った。
それなのに、急激な下げが来た瞬間、心が動いた。
急落 → リバ狙いで0.05ロット
さらに下がり続けたため、ナンピンで積み上げていき、
最大6個分、合計0.3ロットまで増やしてしまった。
そしてそれは、100ドルオーバーの下げになった。
25万円は全額ロスカット。さらに4万円を入金。
いま振り返ると、ここはトレードではなく、感情の処理をしていた。
金曜の夜:眠れず、散歩し、踏切の前で立ち尽くした
その夜、落ち込んで寝ようとしたが眠れなかった。
気づけば夜中にふらふらと散歩をしていた。
ふとした瞬間、踏切の前でぼーっとしている自分に気づいた。
「このままじゃまずい」――そう思っていったん帰宅。
だが布団に入っても眠れないまま、翌朝を迎えた。
朝:妻の一言で、心が壊れた
朝、妻が何気なく言った。
「昨日、遅くまで起きてたん?」
ただの日常会話だった。
それなのに、損失のショックと寝不足のせいなのか、何もかもが嫌になった。
「どうでもいい!ほっといてくれ、もう嫌だ!」
わけのわからないことを叫び、
「少し帰ってこないかも」とだけ言い残し、家を出た。
車の中:最悪の思考に沈んでいった
いらだちばかりがこみ上げる中で、もうどうでもいいと思うようになり、車をぼーっと運転していた。
遠くへ行こうと、何も考えず走らせていると、ふと我に返る瞬間があった。
「俺はなんてことを妻にしてしまったんだ」
そこから先は、正直書きたくないほどひどい思考だった。
「このまま消えてしまおう」
「お金を残すなら生命保険か」
そんなことまで考え、ホテルを取って落ち着こうとしていた。
Xで助けを求めていた
途中、なぜかXにもいろいろ投稿していた。
いま思えば、本当に第三者の意見が欲しかったのだと思う。
すると、いくつも返信が来た。
「最低なことをしている」
「でもちゃんと奥さんに謝って帰るべき」
「生きて取り返すべき」
多数の意見に共通していたのは、“戻れ”だった。
帰宅:このまま泊まったら終わる気がした
なんとなく、このままホテルに泊まってしまうとすべてダメになりそうだと感じた。
急遽ホテルの連泊をキャンセルし、夜中に自宅へと車を走らせた。
早朝:家には、やつれた妻がいた
早朝に家に着くと、やつれた感じで妻が家にいた。
心配してくれていたのだろう。帰ってくるのかどうかも分からない人間を待ってくれていたのだろう。
憔悴しきった姿を見た瞬間、胸が締め付けられた。
自分がどれだけ身近な人を傷つけたか、はっきり分かった。
猛省:本当に愚かだったのは自分だ
私は本当に愚かな人間だ。
身近な人を傷つけ、自分だけがかわいそうみたいな顔をして、ここ数日を過ごしていたのだろう。
ほんとうにやり直すために、精一杯謝り、そしてお礼を言った。
そんな感じで、この木曜日から日曜日を迎えている。
この出来事を「損失」で終わらせないために
これはFXの失敗ではなく、人としての失敗だった。
- 大きく出金した直後はトレードしない(勝ち確の直後にリスクを取る矛盾をやめる)
- 急変動で“リバ狙い”をしない(条件反射をルールで止める)
- ナンピンでロットを増やさない(最大回数・最大総ロットを事前固定)
- 寝不足・苛立ちの時は触らない(トレード以前に人間が壊れる)
- 家族を巻き込まない(最優先を見失わない)
今回のことは、正直、書くのがしんどかった。
でも、これを曖昧にしたまま次に進むと、同じことをまたやる気がした。
だから記録として残す。
“生きて取り返す”ために、そして二度と同じ過ちを繰り返さないために。
この数日間の出来事は、一生忘れない。
相場よりも、人として大切なものを見失いかけたことを。
もし今、相場で冷静さを失いかけている人がいるなら、
いったん画面を閉じて、隣にいる人の顔を見てほしい。















