【暴露】なぜ僕はFXで−2100万円失ったのか|ロット管理が狂っていた頃の話
FX歴5年目。
そして僕は、通算−2100万円という、とんでもない数字を背負うことになりました。
これは、単なる「負けた話」ではありません。
もっと深い——自分自身の弱さや、感情、焦り、怒り、欲望がすべて絡み合って、ロット管理が壊れていく過程を記録したものです。
この記事は、同じように相場で苦しんでいる人へ向けた“警告”であり、同時に、当時の僕自身へ向けた“手紙”でもあります。
正直に言います。
僕は、当時の自分を思い出すのもキツい。
でも逃げずに向き合います。
これは、いまFXで苦しんでいる誰かの助けになるかもしれないから。
怒りから始まったロット管理の崩壊——「なんで戻らないんだよ!」
僕の破滅の始まりは、いつも怒りでした。
チャートが少し逆行した瞬間、心の中に突如として湧く、あの感情。
「なんで戻らないんだよ!」
「ふざけんな!さっき切らなかったから悪いのかよ!」
「このロットで勝たないと今日が終われない!」
冷静に考えればわかるんです。
相場は僕の感情とは何ひとつ関係がない。
でも、あのときの僕は「取り返したい」しか頭になかった。
ここでロットを上げる。
これが地獄の入口でした。
当時の僕のロットは最大5ロット——数字で見る“破滅の現実”
一応言っておきますが、当時は今のようなゴールドの狂ったボラティリティはありませんでした。
ゴールドが1日10ドル動けば大相場。
そんな時代。
そんな相場環境で、僕は平気で1〜5ロットのポジションを持っていました。
数字にするとこうです。
- 1ロット → 1ドル動くと約15,000円
- 5ロット → 1ドル動くと約75,000円
つまり、たった10ドル逆行しただけで——
5ロット × 10ドル = −75万円
もう生活費が吹き飛びます。
でも当時の僕は、そんなこと一切気にしていなかった。
「このロットで勝ちたい」「今日こそ取り返したい」という欲望だけで動いていました。
パターンA:小さな逆行 → ナンピン → 強制ロスカットの“地獄ループ”
僕の破滅パターンは、今振り返れば漫画みたいに単純でした。
まず、軽く逆行する。
本来なら損切りすべき場面。
でも僕はこう思う。
「いや、戻るでしょ…?」
ここでナンピン。
ロットが膨らみ、逃げ場が狭くなる。
平均建値が近づいて安心したと思ったら——
さらに逆行。
もう切れない。
含み損は20万、50万、70万と膨らんでいく。
そして、あるラインを割った瞬間、スマホに残酷な通知。
「マージンコール」
「強制ロスカットが実行されました」
僕は深夜の部屋で、スマホを握りしめたまま呆然と立ち尽くす。
パターンC:損切りできない——これが最大の“弱さ”だった
ナンピンしなくても、僕は損切りができなかった。
5万円の含み損の時に切ればよかった。
でも「まだ戻るかも」が頭を支配する。
20万円の時に切れば、まだダメージは小さかった。
でも“戻ることを期待して”放置する。
50万円。
70万円。
ここまで膨れ上がると、もう人間は冷静じゃいられません。
「ここで切ったら負けが確定する」
「戻るまで待つしかない」
チャートを見ることすら怖くなり、
布団にもぐって息を潜めるような日もありました。
そして翌朝スマホを見ると、
「−75万円」
という数字だけが現実として突き刺さる。
パターンF:怒り・焦り・取り返したい病——破滅のスイッチ
ナンピンと損切り不能が続くと、最後は必ずコレが来る。
感情トレード。
怒り、焦り、悔しさ。
この3つが混ざると、人は冷静さを完全に失います。
僕は、負けるたびにロットを増やし、
勝てば勝ったで気が大きくなってロットを増やし、
最終的には何の根拠もないトレードばかりしていました。
「もういい!取り返す!!」
こう叫びながら、5ロットを入れた日のことを今でも覚えています。
数分後。
画面には赤い数字が並んでいました。
−30万円
−45万円
−60万円
溶けていくのはお金だけじゃありません。
僕の心も壊れていきました。
−2100万円という数字の正体
僕が負けた−2100万円という数字は、たった一度の大損ではありません。
小さな損失の積み重ね
+
損切りできなかった日々
+
怒りでロットを上げた暴走トレード
この3つが何年も続いた結果です。
破滅は“一瞬”ではなく、“積み重ね”で訪れます。
そして気づいた時には、引き返せない場所にいました。
今の僕——0.05~0.2ロット中心にして世界が変わった
ここまで読んだ人はこう思うかもしれません。
「じゃあ今はどうしているの?」
答えはシンプルです。
0.05ロット中心。
たったこれだけで、世界が変わりました。
- 損切りができるようになった
- ナンピンがなくなった
- 感情が乱れにくくなった
- 勝ち負けではなく「期待値」で判断できるようになった
そして何より——
トレードが怖くなくなりました。
まとめ:ロット管理は“人生を守る技術”だ
ロット管理は、ただの技術じゃありません。
人生を守る技術です。
どれだけ手法が優れていても、
どれだけチャートが読めても、
ロットが狂えばすべてが狂います。
僕はそれを、−2100万円という代償で学びました。
でも、もしこの記事を読んでくれたあなたが、
同じ道を辿らずに済むなら。
それだけで、過去の僕の失敗にも意味が生まれます。
次週の記事では、−2100万円の中でも「損切り不可能になるメカニズム」を深掘りします。
それが僕を救った“唯一の改善ポイント”だったから。











