|💥はじめに|2日連続で現れた“逃したパターン”
トレードをしていると、後から見返して「ここで入っていれば…」と悔やむ局面が必ずあります。
今回はその典型例として、カップ・ウィズ・ハンドルが2日連続で出現したにも関わらずエントリーできなかった体験を共有します。
しかも両日とも結果は高値更新。
つまり「セオリー通りにエントリーしていれば大きな利益を掴めた」場面でした。
この記事ではまずカップ・ウィズ・ハンドルの基本解説を整理し、その後に私の実際のチャート(XAUUSD/ゴールド5分足)を例として紹介します。
|📘カップ・ウィズ・ハンドルとは?|基本解説
カップ・ウィズ・ハンドル(Cup with Handle)は、株式市場のテクニカル分析で有名なウィリアム・オニールが提唱した上昇継続パターンです。
チャートの形が「コーヒーカップ+持ち手」に似ていることからこの名前が付きました。
理想的な形では、ブレイク時に出来高が増加し、その後は力強い上昇が続きます。
損切りラインは「ハンドル安値割れ」や「カップ半分付近」などが目安です。

|📊 実際のチャート事例(1日目)
まずは1日目のチャートです。
ゴールド5分足でしっかりとしたU字型のカップを形成し、その後に横ばい(ハンドル部分)を挟んで上昇ブレイクしました。
しかし、このとき私は「出来高が弱いのでは?」という不安や、「直近で連敗していた記憶」から躊躇してしまい、エントリーを見送りました。

|📊 実際のチャート事例(2日目)
続いて2日目のチャート。
なんと前日に続き、再びカップ・ウィズ・ハンドルが出現しました。
「昨日と同じような動きだし、今度こそは…」と思いながらも、やはり自信が持てずにエントリーできませんでした。
結果は前日と同じく力強い高値更新。

|📝 なぜ入れなかったのか?心理的要因を振り返る
- 連敗の記憶:「また負けるのでは」という恐怖心。
- 出来高への不安:ブレイクに勢いが伴っていないように見えた。
- 連続出現への疑念:「昨日も同じ形だったし、さすがに2日連続は…」という根拠なき警戒。
実際には教科書通りの展開で上昇しており、入れなかった理由はすべて心理的なブレーキでした。
|💡 KEX視点での教訓
KEX的まとめ👇
- カップ・ウィズ・ハンドルは出現頻度が少ない「強力パターン」。
- 条件が揃ったら「試し打ち」でもいいからエントリーすべき。
- 勝率よりもリスクリワードを優先。逃した利益は取り返せない。
今回の経験から学んだのは、「自分のルールを明確にして、形が揃えば迷わず入る」ということ。
結果を後から振り返ると、入らなかった理由はすべて後付けにすぎませんでした。
|✅まとめ
本記事ではカップ・ウィズ・ハンドルの基本解説と、実際に逃した2日連続の体験談を紹介しました。
チャートパターンを学ぶうえで大事なのは、「知識」だけでなく「実際のトレード心理」とセットで理解することです。
次に同じ形が出たときには、今回の悔しさを糧に必ずエントリーすると決めています。
もし同じ経験をした方がいれば、ぜひ自分なりのルールに落とし込んでみてください。
















基本構造は以下の通り👇